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三話『やっと恋愛的展開になると思う』

最近散々な事しかない。

恋愛したい。

あれが残念なイケメンって奴かぁ。

イケメンでも残念すぎて酷いよ〜。

「よっす!愛華!」

「…また神城くん?」

「おいおい『また』ってなんだよ(笑)」

「…もっとかっこいい性格だったらなぁ」

「ん?なんだよそれ、酷くね?」

「いやぁ、なんでもない。気にしなくてもいいよ、別n」

…みんな、聞いて。

今、生まれて初めて壁ドンされてる。

しかも、残念なイケメンに。

「…神城くん?」

「お前さー…」

…今度は何をする気なんだろう。

「やっぱ面白い顔してるよな!」

「…はぁ⁉︎」

壁ドンして期待させておいてそれ?

…まあ別にドキドキしてなかったからいいけど。

「…あれ?もしかして、俺に惚れちゃった?」

「惚れてない、惚れるわけがない。」

何いってるんだろ、この人。

散々色々とふざけまくって、それで惚れてるとか勘違いするとかさ。

「…神城くんはバカなの?」

「あれ?おかしいなぁ。俺みたいな高スペックなら絶対惚れると思ったんだk」

「惚れるわけないじゃん!色々と変人みたいなことしておいて!なんでそうなるの⁉︎」

…いつから私は神城くんのツッコミ役になったんだろ。

「今まで俺が壁ドンしてきた女は全員、俺に告ってきたんだけどなぁ。」

「へぇー、そうなんだー(棒)」

「棒読みで言うな!悲しくなる…」

神城くんにも「悲しい」という言葉はあったんだね。

私、バカにしすぎてたかもしれない。

まあでも、確かに神城くんはかっこいい。

初めて会った時は、少し惚れてしまった。

でも、やっぱり…

「そのキャラ的に惚れるとか本当無理だから!」

 

【神城side】

やあ!俺は神城明!

今、人生初の好きな人にフラれ太郎で落ち込んでる!

愛華ツンデレだなぁ。

攻略には時間が掛かりそうだ。

取り敢えず、めんどくさい事になったから次回にまわそう!

「次回!神城と天宮は恋人になるのか⁉︎」

「ならないよ!」

                                   (終)